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<title>ナガスクジラの夢</title>
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<title>南港にて</title>
<description> きっと女から別れ話を持ち出され、かっと切れて、殺ってしまったのだろう。それだけの話なら、太古の昔からよくある話で、人間に男と女がいる限りこれからも起こり続けていく単なる痴話げんかの果ての殺人であり、とりわけニュースバリューがあるわけではないはずなのだが、いろいろと枝葉がついた。まず相手の女性が白人だったこと。そして現場から２年半も逃走していたこと。挙句の果ては整形で顔を変えて、ちゃんとまじめに働い
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<![CDATA[ きっと女から別れ話を持ち出され、かっと切れて、殺ってしまったのだろう。それだけの話なら、太古の昔からよくある話で、人間に男と女がいる限りこれからも起こり続けていく単なる痴話げんかの果ての殺人であり、とりわけニュースバリューがあるわけではないはずなのだが、いろいろと枝葉がついた。まず相手の女性が白人だったこと。そして現場から２年半も逃走していたこと。挙句の果ては整形で顔を変えて、ちゃんとまじめに働いていたこと。ニュースバリューというものはその事件の本質にあるのではなく、その枝葉のほうにあるのだ、と思い知らされた。この男もすぐ捕まっていたら、こんな大きなニュースにはならずに、お互いのご両親をこんなにまで悲しませずにはすんだかもしれないのに。世間とは酷薄である。 <br /><br />そして個人的には、この間まで南港に住んでいたものとしては、捕まった場所にまた、ニュースバリューがあった。南港フェリーターミナルの待合室は、二度ほど散歩がてら行ったことがあるだけで、あまり記憶はないのだけど、なんとなく覚えてはいた。最初に犯人が護送された住之江署は、引越しの際に車の通行許可証をもらうべく何度も行ったなじみのところである。妙に懐かしかった。 <br /><br />フェリーターミナルや住之江署とは少し場所がずれるが、僕が住んでいた、南港ポートタウンはとても住みよいところ。許可証がないと車は入れないので車はほとんど走ってなく、海に囲まれているので大阪市内だというのに、空気がとってもきれい。埋立島だといのに、緑が豊かで、新緑のシーズンに散歩するのがいつも楽しみだった。今頃は様々な広葉樹林が様々な色に色づき、目を楽しませてくれる、なかなか得がたいところだ。海辺に行くと海鳥がやってきいて、夏はコアジサシ、海鵜、冬はユリカモメやカモメあるいは鴨が見られる。南港野鳥園、というのもあるがあそこはなぜだかほとんど野鳥は来ない。普通に海辺に行けばいくらでも見られる。野鳥も自然な状態が好きなのだ。南港は今度の事件で日本中の耳目を集め評判を落としたかもしれないので、とりあえず書いておいた。これから大阪に住みたい、という人にはぜひお勧めです。公団は結構家賃安いしね。 ]]>
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<dc:subject>社会</dc:subject>
<dc:date>2009-11-12T20:19:24+09:00</dc:date>
<dc:creator>細見晴一</dc:creator>
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<title>一つの真理</title>
<description> 読んですごーーくわかった。これはこれで一つの真理だ。ブログ「空ゆく雲の」より昨日、就学時検診で、列になって並んでいたら、私たちの前にいた別の幼稚園の女の子たちがにぎやかに喋っていた。 「○○くんは、△△ちゃんがすきなのよ」 「でも△△ちゃんは、□□くんのほうがすきかもよ」 「えー、わたしは、□□くんがだーいっきらい」 ぞーっ、とした。 いや、ありふれた子どもの景色じゃあるんだろうが。 そうして、いきなり理解した。
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<![CDATA[ 読んですごーーくわかった。これはこれで一つの真理だ。<br />ブログ「<a href="http://sorayuku.spaces.live.com/blog/cns!7AC408F9454103FF!1487.entry" target="_blank" title="空ゆく雲の">空ゆく雲の</a>」より<br /><br /><blockquote><p>昨日、就学時検診で、列になって並んでいたら、私たちの前にいた別の幼稚園の女の子たちがにぎやかに喋っていた。 <br />「○○くんは、△△ちゃんがすきなのよ」 <br />「でも△△ちゃんは、□□くんのほうがすきかもよ」 <br />「えー、わたしは、□□くんがだーいっきらい」 <br /><br />ぞーっ、とした。 <br />いや、ありふれた子どもの景色じゃあるんだろうが。 <br /><br />そうして、いきなり理解した。 <br />こういう女の子たちというのは、中学生になってもおんなじことを喋っていて、５０歳のおばさんになっても７０歳のお婆さんになっても、おんなじことを喋ってるのではないだろうか。 <br /><br />昔私が、中学校の教室で、まわりの女の子たちが何をそんなに楽しそうに話しているのか、わけがわからなくて、しょうがないので、ひとりで本読んで休み時間を過ごしていたときの、女の子たちのおしゃべりが、まったくこんな感じだった。 <br /><br />すきとかきらいとかが、はっきりわかるというのが、そもそもわかんないよ。 <br /><br />女の子たちのおしゃべりは、うっとうしい。この手のおしゃべりは、５歳だろうが、１５歳だろうが、７０歳だろうが、いやもううっとうしい。生臭くてかなわん。</p></blockquote><br />だれそれが好き嫌いの話ばかりしている女性は、なにも自分の女房ばかりではないのだ。世のお父さん、安心しましょう。そしてあきらめましょう。<br /> ]]>
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<dc:subject>未分類</dc:subject>
<dc:date>2009-11-07T22:32:48+09:00</dc:date>
<dc:creator>細見晴一</dc:creator>
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<title>村上春樹の風力発電</title>
<description> なぜそんな辺鄙なところに発電所があるのだろう、と読み進めていくと、大地に穴が開いていて、そこから風が吹き上げてきていて、そこに巨大な円筒が建ててあり、その中に扇風機の巨大なものが設置されていて、大地から吹き上げる風で羽根が回ることにより、発電する、とある。これは風力発電じゃないか。大地から風が吹き上げてくることは、まぁ、ないだろうけど。１９８５年刊行の村上春樹の小説「世界の終りとハードボイルド・ワ
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<![CDATA[ なぜそんな辺鄙なところに発電所があるのだろう、と読み進めていくと、大地に穴が開いていて、そこから風が吹き上げてきていて、そこに巨大な円筒が建ててあり、その中に扇風機の巨大なものが設置されていて、大地から吹き上げる風で羽根が回ることにより、発電する、とある。これは風力発電じゃないか。大地から風が吹き上げてくることは、まぁ、ないだろうけど。<br /><br />１９８５年刊行の村上春樹の小説「世界の終りとハードボイルド・ワンダーランド」にある一節だ。１９８５年はまだ環境問題が全く言われていなかったし、風力発電は１９８０年代にアメリカで始まったとあるので、おそらく村上春樹はエコ発電のことを全く知らずに、無意識にエコ発電を小説内で描いているのだろう。<br />まだ小説は３分の２ぐらいしか読んでいないが、妙に共感する。この作者独特の嫌味ったらしいキザっぽさを差し引いても充分にあまるぐらいの共感だ。それは、僕自身もこの小説の主人公同様、影を失ったのかもしれないからだろうか。影は必要なのだ。つくづく思った。取り返さなければいけない。しかしそれはプライベートの難事がすべて終わったあとだ。来年だろうな。<br /> ]]>
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<dc:subject>小説</dc:subject>
<dc:date>2009-11-06T22:40:40+09:00</dc:date>
<dc:creator>細見晴一</dc:creator>
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<title>ばかばかしい人生より</title>
<description> ラジオを聴いていたら、たまたま黒沢年男の「時には娼婦のように」がかかっていて、「ばかばかしい人生よりばかばかしいひとときがうれしい」という歌詞に異様に反応してしまった。そうなんだ、そうだったんだ、と琴線に微妙に触れてきた。どうも人生はばかばかしいと思いたいらしいのだ。人生とはばかばかしいひとときのためにあるのだと。思想とか宗教とか小難しいことはもういいやと。テレビを見ていたら、たまたまビートたけし
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<![CDATA[ ラジオを聴いていたら、たまたま黒沢年男の「時には娼婦のように」がかかっていて、「ばかばかしい人生よりばかばかしいひとときがうれしい」という歌詞に異様に反応してしまった。そうなんだ、そうだったんだ、と琴線に微妙に触れてきた。どうも人生はばかばかしいと思いたいらしいのだ。人生とはばかばかしいひとときのためにあるのだと。思想とか宗教とか小難しいことはもういいやと。<br /><br />テレビを見ていたら、たまたまビートたけしが出ていて、いつものギャグをやっていたのだが、ちっとも面白くないのだ。ほんとものすごく面白くない。タモリは相変わらず面白いのに何故だろう。最近のたけしはひどすぎるほど面白くない。ばかばかしいひとときが本当に悲しかった。最悪である。<br /> ]]>
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<dc:subject>未分類</dc:subject>
<dc:date>2009-10-10T23:49:29+09:00</dc:date>
<dc:creator>細見晴一</dc:creator>
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<title>好調</title>
<description> 短歌作ると精神衛生上良い、というのは前から思っていたけど、つくづくいいんだと思った。昨日から今日にかけて１０首も作ってしまった。かつてない好調ぶりだ。気分もなかなかいい。あと３日ほどこれを続けよう。どうも藤原安紀子がいい、というのがわかってきた。あと安川奈緒と。人の力を借りないと作れないのは情けないんだけど、精神衛生のほうが一等今は重要なのです。藤原さん安川さんに深謝。
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<![CDATA[ 短歌作ると精神衛生上良い、というのは前から思っていたけど、つくづくいいんだと思った。昨日から今日にかけて１０首も作ってしまった。かつてない好調ぶりだ。気分もなかなかいい。あと３日ほどこれを続けよう。どうも藤原安紀子がいい、というのがわかってきた。あと安川奈緒と。人の力を借りないと作れないのは情けないんだけど、精神衛生のほうが一等今は重要なのです。藤原さん安川さんに深謝。<br /> ]]>
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<dc:subject>短歌</dc:subject>
<dc:date>2009-09-27T00:50:44+09:00</dc:date>
<dc:creator>細見晴一</dc:creator>
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