森山直太朗「臆病者」
時々FMラジオは聞いておくもんだ。掘り出しものを発見したりする。

常々、森山直太朗はベタな歌詞が鼻について嫌だったんだけど、これは違った。いや、相変わらずベタなのはベタなんだけど。

(youtubeで見当たらなかったのでとりあえずリンクだけ貼っときます)
ソーシャルニュース Ceron.jp[セロン]

仕掛けとしては、自分の中にひそんでいる「臆病者」がいざという時に顔を出してくる。つまり自分の中の「臆病者」が自分の前に他者として視覚化されてしまい、そこにゾクゾクするわけだ。その「臆病者」の声に「笑ゥせぇるすまん」の喪黒福造の声音が効果的に使われている。これも直太朗本人の声。器用である。

この歌を聴いて、ゾクゾクしたあなたは立派な臆病者である。それは自分の中に「臆病者」がひそんでいることをこの歌で発見させられてしまったからだ。僕はもちろんゾクゾクしたのでもちろん臆病者。なんにも感じない人は、

・全く臆病者ではない(←これはご立派、尊敬します)
・自分が臆病者であることに気が付いていない(←これが最も厄介)
・最初から自分がものすごい臆病者だとわかりきっている(←これもご立派、ある意味尊敬します)
・こういったことに何の興味も持てない(←そのほうがいいかも)
・単なるバカ(←これはスルー)
・森山直太朗のあの声が大嫌い(←これは仕方がない)

のどれかです。さぁどれでしょう?

「呼んだのはあなたの方ですよ。ホーホッホホホホホ」
臆病者ですと 丁寧な挨拶で

以下、全歌詞です。


森山直太朗「臆病者」

作詞:森山直太朗・御徒町凧
作曲:森山直太朗・御徒町凧

真っ暗い部屋で 電気スタンドの
ヒモを手探りで 探しつづけてる

そんな感覚で 流れゆく川に
浮かべた舟底は ポッカリアナーキー

いざ!! という瞬間に あなたはやって来る
暗闇の向こうから 「呼んだのはあなたの方ですよ」
臆病者ですと 丁寧な挨拶で

変わらぬ物だけを 望んでいた頃は
生きてるそのことが とにかくしんどくて

交差点に立ち 見上げる空ならば
せめてもう気持ち 晴れてくれたなら

うそ!? というテンションで あなたは笑い出す
触れてほしくない 「ここが一番やわらかいようですね」
臆病者ゆえの 卑屈な口元で

うしろの正面だぁれ? 最後の答えはなぁに?

いざ!! という瞬間に あなたはやって来る
暗闇の向こうから 「だから言ったじゃありませんか」
臆病者ですと 丁寧な挨拶で

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気色の悪い質問
今日、国会で枝野長官が山谷えり子氏(自民)から、今の天皇が第何代にあたるのか、今年が皇紀何年も当たるのか、という質問を受け、「知らない」と答えたということだ。
msn産経ニュース

答えは初代神武天皇から数えて125代目で皇紀2671年ということだ。知るわけないだろう、そんな神話の世界のことを。だいたいこんな時期にする質問とはとても思えないし、どんな時期でもする質問ではない。国会議員なら知ってないといけないかのように言うのも、ほんと気色の悪い質問だ。この自民党議員は完全な右翼である。このことをさも枝野長官に非があるように報じている産経新聞も完全な右翼新聞だ。

歴史学者が神話だと証明していることに今でもこだわるのは、まるで西欧で人間が猿から進化したことを未だ受け入れてないことに、なんだか通じる。

おそらく、石原都知事も橋下府知事も、こんなこと正確には知らないだろう。

右翼と右寄りは別なのだと、改めて思った。右寄りの人を右翼と決めつけることはこんなにも失礼なことなのだ。僕も以前一緒くたにしていたことを恥じる。

もちろん左翼と左寄りの人をいっしょくたにするのも失礼極まりない。これも僕はやってたかも。いや、僕自身も左翼だと思われているかもしれないが。

枝野長官も「私は神話には興味はありませんので」とバッサリ言えばよかったのに。