イルミネーションと原発
ぼくは人工的なのがどうも嫌いらしい。
桜や紅葉のライトアップとか。なぜ夜にまで鑑賞しなきゃいけないのか、テレビで見るたびにいつも思う。自然光で見ればいいでしょ。

なかでも特に電飾は大嫌い。イルミネーションなど。一般の住宅で皓々と輝いてる家あるけど近所迷惑じゃないのかな。壮大なイルミネーションやプロジェクション・マッピング等をテレビで見ていると、暗澹たる気持ちになる。いったいフクシマはなんだったのか。

御堂筋のイルミネーションは壮大でびっくりするほど美しかったです。でも是が非でも見たいとは思わないし、必要なものだとは絶対に思わない。大阪経済の発展のためとはいえ、他の方法を考えるべきだと思う。

発電するのにどれだけの苦労があるか。考えた事ない人が多すぎる。原発を止めるとなると、今のところ火力発電に頼るしかなく、つまり膨大な石油を燃やす。これは有毒ガスを発生するし、あのPM2.5は石炭だけではない石油もだ。それに火力発電は何より二酸化炭素という地球温暖化物質を大量に発生させる。一方、原発は二酸化炭素を全く発生しない。その代わり、放射能という自然物にとっては致命的な有毒物質を発生させる。地球温暖化物質と放射性物質のどちらがまだましなのか、真剣に考えなければいけないほど人類は追い詰められているというのにだれも考えようとしない。原発反対派も原発推進派も。

電気は本来もっと機能的に使うもの。暖をとったり、冷房したり、照明や料理する時やPC、テレビなど情報収集や、工場の動力など。そのために発電している。

電気は決して慰撫のために使うものではないはずだ。必要な慰撫は仕方ないとして、イルミネーションなどははっきり電力の無駄。イルミネーションやライトアップを喜ぶ人は原発に反対する権利はないと思う。
イルミネーションなどを今後もどんどんやるとなると、また原発が必要になってくるのだから。
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偏ったナショナリズムにはきちんとしたナショナリズムで
哲学者・萱野稔人の言うように、今の偏ったナショナリズムはもうすでにナショナリズムではない。なぜならナショナリズムとは自国の尊厳と国益を優先させる思想だからだ。今のネトウヨや保守的政治家たちはその歴史修正主義で、あるいは中韓に対する単純な脊髄反射的な反応で、言えば言うほど日本の尊厳を傷つけ日本の国益を損ねる。

こういった人たちに対抗するためには反ナショナリズムで抑えるのではなく、新たなナショナリズムを創造して対抗していくしかない、と萱野は言う。

ネトウヨ達を単にバカ扱いするのではなく、もっと寄り添えとか言うんだけど。つまり彼らに対抗できるしっかりとした言説、物語を我々リベラルの側が用意できないとだめだ、と言うのだ。

そうしないと中立的なサイレント・マジョリティが今度の選挙でも安倍政権側に靡いてしまっているわけで、きちんとしたナショナリズムが用意できれば彼らマジョリティをリベラルな側に引き寄せられるのではないかと。

その肝心の新たなナショナリズムというのが見えてこないのだけど、ぼくが思うにやはり歴史修正主義をきっちりと正す方向で東アジアの近現代史を客観的に徹底的に検証するということを単に専門家がやるのではなく、もっと一般レベルでたとえばNHKスペシャルとかでやるとか、していけば中立的な人もわかってくれると思うのだけど、だめかな。歴史をきちんと正すことはこれはもう立派にいい意味でのナショナリズムなんだし。

とにかく萱野や宇野常寛の言うように、ネトウヨなんかはもう無視して相手にしない、というか、どうせなくならないんだから。それよりも中立サイドをいかに導くか、ということを考えた方が得策だと言うことにぼくも賛成です。偏ったナショナリズムにはきちんとしたナショナリズムで対抗しましょう、ということですね。
世界の腐敗度ランキング
Huffington Post Japan:世界の腐敗度ランキング、最悪の国はアフリカとアジアのあの国 日本は?

「腐敗」を、公務員や政治家が「与えられた権限を濫用して私的利益を得ること」と定義している。

日本の腐敗指数は76点で175国中15位とかなり清廉である。この程度で清廉というのが人類という種の現実として受け止めれば、今の日本、いろいろとあるけど、いいんじゃない、という気持ちにもなってくる。もっとも、これから順位が落ちていく可能性もあるけど。

大国の中ではドイツ、イギリス、アメリカと日本は70点台でほぼ横一線。カナダとオーストラリアは80点台前半なので大国の中では最優秀。
小国の中では北欧4カ国全部ととスイス、ニュージーランドが80代後半~90代前半とかなり優秀。小さい国は統治しやすいからね、大国とは単純比較できない。

一方、ロシア、中国、ウクライナ、インド、メキシコが20~30点台とかなり腐敗が進んでいる。
イタリア、トルコ、ブラジルが40点台。フランス、スペイン、ポーランドが60点台、韓国が55点ということと比べれば日本はかなりいい線いってる。こういうことは誇っていいと思う。民度を反映しているだろうから。ただし他国と同じように腐敗が進む可能性もあるということ。

北朝鮮は8点と全175国中最下位。ソマリアと並んで。これは民主主義が全くないということでこれもまた単純比較できないが、深刻だわ。
島田雅彦氏吠える
島田雅彦が痛快だ。

かつてはギャグにしかならなかった極右的発言を一国の宰相がして、取り巻きたちも盛り上がっている。現実こそ狂ったフィクションでしょう。


昔この作家の大ファンだったが、こんな痛快な物言いだったのを思い出した。

声が大きい厚顔無恥な人の恫喝的主張ばかりが目立ってしまう。


確かに。僕もこれは思っていた。

そして、不愉快な現実を受け入れられずに悶々とするよりは、その現実をとっとと受け入れて、もっとひどい現実への心構えをするべきなのである。とりわけ無知とヒステリーがはびこる斜陽の国では。


ここまではさすがに思っていなかったが、現実はここまで深刻なのだろうか。確かに今の政権とサイレントマジョリティは〈無知とヒステリー〉でしかない。今度の選挙でも変わらんのだろうな。

バランス感覚があってこんな物言いができる人は、こんなふうにどんどん現状にクレームをつけていってほしい。そうすることでどうしようもないどん詰まりから少しでも脱出できるかもしれないのだから。