餃子事件の謎解き
ただでさえ難解なミステリーなのに、二つ目の毒物ジクロルボスが出てきたことでさらに謎が深まりお手上げ状態か、と思いきや逆に一気に焦点が絞られたようだ。

ジクロルボスは揮発性で天洋食品の二階では熱気で全部蒸発してしまうそうだ。だから二階はありえない。
あとメタミドホスにしろ、包装の外側にも内側にも餃子の皮にも高濃度の毒物が付着していた、ということで、場所はもう一階の最後の袋詰め作業場でしかありえない、と断言できるのではないだろうか。
高濃度ということで原液を使ったことは間違いなく、過失ではなく明らかに故意であることも断言できる。
ここからは僕の推測だが、一階の袋詰め作業は全部手作業だったはずで、そして衛生上必ず手袋をはめているはずだ。つまりこの手袋に毒物を塗っておけば、その手袋で餃子も包装も触るから、包装の外側にも餃子の皮にも、その餃子の皮から包装の内側にも毒物が付着することになる。
ただこの推理は一点のみ無視している。それは複数の袋にあいていた穴である。一部はトレーまで貫通していた。これは偶然だろう、ということでなんとかならないだろうか。偶然針のような鋭いものに触ってしまったとか。あるいは操作かく乱のためにわざとあけたか。2枚もあったということがちょっとねぇ。

それと6月にジクロルボスを使ったが全く騒ぎにはならずに、犯人はもっと毒性の強いメタミドホスを10月に使った、とここでも辻褄が合う。
また同じメーカーから出たということで犯人はこのメーカーに対する強い恨みがあるのだろうと推測される。もちろん安易な推測は慎まないとだめなのだが。

とにかくこの問題は当初思われていたよりもはるかに重要な問題になってしまった。単なる食の安全の問題ではすまなくなったようだ。慎重に捜査を進めてぜひ原因を解明してもらいたい、と切に願う毎日である。
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