四川省大地震
今度の四川省大地震は地震大国日本の常識では計り知れない状況のようだ。

まずその規模。マグニチュードは7.9と発表があったが、このマグニチュード8クラスの規模の地震は日本では釧路沖や南海沖など海洋プレート型地震がほとんどで、内陸型では関東大震災と濃尾地震のみが明治以降ではあったと聞いている。海洋プレート型が内陸で起こったわけである。これはいくら地震に慣れた日本人といえども想像しにくい。あの阪神大地震は6.9。つまり今度のは神戸の32倍の規模になる。これがどういう意味での規模なのかいまいちわからない。地震全体のエネルギーということだろうか。震度は7らしいが、これも今のところ曖昧な情報だ。揺れの瞬間の強度ということで「ガル」という加速度を神戸のときは使っていたが、今度のはまだその情報は入っていないようだ。すこし前、樺太でマグニチュード8クラスの大地震があったとき、人がその揺れで30メートルほど吹き飛ばされたということを聞いている。これは神戸をはるかに上回る加速度だったに違いない。地球は常に、その表面に人が生活を営んでいることなどお構い無しに造山活動を続ける。人はそれを自然の驚異と言って恐れるより他にないのだ。

次に建物の強度。今日ニュースを見ていて、中国の建築業界のモラル破壊は相当なものらしいということがわかった。賄賂なくしてどんな建築物も建てることはできないとか。通称「おから工事」と呼ばれるらしいが、あの日本の耐震偽装などとは全く違う次元の手の抜き方らしい。豆腐のようなすこし揺れれば崩れるような建て方で、震度4で簡単に崩れるということだ。これもとにかく想像を絶する。

地震の規模の巨大さと想像を絶する手抜き工事のおかげで、いったいどの程度の強い揺れだから、どの程度の被害なのか、この関連性をざっくりとでも掴むことが今のところ全くできない状態である。震源地汶川県の被害はおそらく想像を絶するだろう。まだしばらくメデイアは地獄を報じ続けることなる。
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コメント
この記事へのコメント
中国はオリンピックの開催権を返上すべきだ。
2008/05/15(木) 07:42:42 | URL | 通りすがりの者 #-[ 編集]
今さらそれはできないんだけど、今はオリンピックどころではない状況のようです。
事態は本当に深刻のようです。こういうときこそ世界中が助け合って、それぞれの中国との関係が良くなる方向にいくのでは、とひそかに祈っています。
2008/05/15(木) 20:39:23 | URL | hosomi #4DppGirI[ 編集]
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