ヒラリー・ハーンのシベリウス
もっとヴァイオリン協奏曲を見たくて、youtubeをさまよっていると、なぜかヒラリー・ハーンのシベリウス・ヴァイオリン協奏曲に出会い、チャイコフスキー以上に感動してしまった。この人も見せる音楽だ。
(第一楽章前半)

庄司紗矢香はパンチのある演奏をするが、こちらは理知的でシャープな印象を与える。どちらも好きだが、ヒラリー・ハーンのまるでサイボーグか人形のように首や体をかくかくさせるところは逆に人間味があって面白い。Perfumeもかくかくやるが、あれは単なる振り付けで、こっちは音楽に合わせて自然と出てくるものであり、それにヒラリーのほうが3倍ぐらい動きが速いし面白い。

何より見ていて、ヴァイオリン協奏曲というのはまさにヴァイオリン奏者のためだけにあるのだな、と思い知らされてしまう。指揮者もオーケストラ団員ももうみんな彼女にかしずく家来であり、指揮者はさしずめお姫様に使える忠実な執事だろうか。みんなお姫様を守り立てそしてそのお姫様ぶりにうるうるとして、感動するという、なんだか男として、わかる、という気分になれる、不思議な演奏だ。

女性はだれしもお姫様願望があるのかもしれないが、男は男でお姫様にかしずきたい、という願望があるのではないだろうか。少なくとも僕にはありそうだ。

さて、短歌の世界もこのヒラリー・ハーンという押しも押されぬ世界のトップ奏者のような抜群の実力を誇るお姫様が現れないだろうか。これぞ男のお姫様願望なのである。

上の演奏の続きは以下のリンクから。
(第一楽章後半)
(第二楽章)
(第三楽章)
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