ビンラディン死す
ビンラディンがついに死んだ。アメリカが「正義」を執行したということだ。
水葬といい遺体の写真があやしいことといい、何かおかしい。ビンラディンはすでに死んでいて、今度のは単なるアメリカ自作によるショーなのでは、という見方さえある。

ホワイトハウス前のあのアメリカ人の熱狂に世界中のだれもがうんざりきたに違いない。人が一人殺されてあれだけ嬉しそうにできる心境は絶対にわからん、と僕も思った。それにフセインのようになぜ生け捕りにして裁判にかけなかったのか。いろんな意味でアメリカに対する不信がつのる。

しかしでもよく考えたら、フセインと違って、ビンラディンはアメリカの威信をナショナリズムを史上初めて深く傷つけたのだ。自分がアメリカ人ならどう思ったかわからないが、ここはアメリカ人の気持ちになって考えないといけないのだろう。生け捕りで裁判というのは混乱が大きすぎてできなかったのか。(違うとは思うが)

もし今度のフクシマが地震じゃなくテロが原因していたら、その首謀者を僕でさえ深く憎悪するだろう。それはもう五臓六腑がひっくり返るぐらい。

今度のフクシマで、日本人もやっと世界中にはびこる憎悪が何なのかをやっと少しわかったのかもしれない。少なくとも僕はわかったような気がする。たしかにあのホワイトハウス前の熱狂は日本で言うところの右翼と一緒かもしれない。しかし、アメリカ中がこのニュースで熱狂こそなくても安堵の気持ちは十分すぎるぐらい持っただろう。それぐらいのことは僕にもやっとわかった。そしてこの種の憎悪が永遠に繰り返され、無くならないこともようやくわかったのだ。「正義」など、世界中どこを探しても無いことも。
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