英愛関係と日朝関係
イギリス(英国)とアイルランド(愛蘭土)がついに和解したらしい。イギリス女王がアイルランドを、英国王として100年ぶりに訪問したということだ。

エリザベス英女王:アイルランド独立闘争犠牲者追悼 「悲しく残念」(毎日jp)

イギリスとアイルランドの関係史というのは凄まじい。どこの地域もそうだけど、先に発展した国と後から発展した国とが近隣の場合は、どうしても支配被支配関係になる。21世紀に入ってもうそんなのはみんな対等なんだけど。でもまだ往年の栄華を懐かしむ人も多いけどね。

12世紀から1937年までアイルランドは実質イギリスに支配されていた。その間、執拗な圧政、差別を受けてきたのは、わが日朝関係とどうしてもダブってしまう。19世紀にジャガイモ飢饉からアイルランド人はアメリカに大量にわたったのだけど、そこでもほとんど白人とはみなされずにひどい差別にあったらしい。なんかダブるなぁ。

そして1937年に独立してからも北アイルランド紛争で多くの血が流され、その憎しみの歴史と重なって多くの拭いきれないイギリスへの憎悪をアイルランド人に植え付けた。これもダブってくる。今でもアイルランドの人はイギリスをひどく憎んでいる。

しかし、イギリス国王がついにアイルランドを訪問した。女王は直接的な謝罪は避けながらも、苦難にあったすべての人に対し、「深い哀悼の意」を表した、ということだ。そしてアイルランドでは女王の訪問が「和解」の象徴として好意的に受け止められている、ということで、これでよかったんじゃないでしょうか。これから真の和解へと向けてスタートが切れたのだから。こういう時って、王室の役割というのは効くんだよね。大統領とか首相なら、ずっと軽いものになってしまうし。象徴としての役割というのがちゃんとあるわけで。

振り返って、日朝関係。やっぱり天皇に行ってもらうしかないでしょう。それでどうなるかはわからないけど、行かないよりはずっといいと思う。そして行って関係が改善して、初めて「君が代」にも意味が出てくるわけで。天皇の御世にも誇りが持てるでしょう。そうしたら大阪府の職員も国歌斉唱時に素直に起立できるんじゃないでしょうか。起立しなきゃ辞めさすってんならますます意固地になって起立しにくくなるわけで。まずやることやってからにしてほしい、「君が代」斉唱は。

ね、橋下さん。


追記
あれれ、どうも誤解を招く書き方をしてますね。
ここでの「日朝関係」というのは北朝鮮との関係、ではなく、歴史の話なので、日本民族と朝鮮民族との関係です。だから、天皇に行ってほしいところは、今の2011年の時点ではやはり韓国になります。その話はあるようなのですが、その後どうなったのでしょう。
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