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様々なセクシャル・マイノリティ
TVドラマ「IS(アイエス)~男でも女でもない性」第7話を見た。
俄然シリアス度が増して、隙のない納得のいく展開。いろいろと考えさせられた。本当によくできたドラマだ。セクシャル・マイノリティの当事者でない人も、いや、そういう人こそ見るべきだと思う。

このドラマの公式サイトの掲示板(性別にまつわる話)をなんと全部読んでしまった。
連続ドラマ「IS(アイエス)~男でも女でもない性」掲示板(性別にまつわる話)

若い人が多く、現在進行形で悩んでいる人が多い。いかに自分がセクシャル・マイノリティに対して無知か、ということを思い知らされてしまう。もっと様々な状況があるのだ。

それで、わかる範囲で整理してみた。一部Wikiなどサイトからコピペしている。

・性同一性障害
これにはもちろん2種類ある。
生物学的性別が女性で、性の自己意識が男性である場合を「FtM」(エフティーエム、Female-to-Male)
生物学的性別が男性で、性の自己意識が女性である場合を「MtF」(エムティーエフ、Male-to-Female)
一般的にメディアなどで知られているのはMtFのほうだ。カルーセル麻紀や、はるな愛、など。FtMはMtFほど目立たないのでそれを売りにするタレントはいないらしい。同性愛と性同一性障害を混同してはいけない。生物学的に男性である場合を例にとると、ゲイと呼ばれる人が性同一性障害(MtF)ならその人は異性愛者である。なぜなら生物学的には男性でも性自認が女性だからだ。女性が男性に恋をする、普通である。ゲイと呼ばれる人が性同一性障害でない場合、その人は同性愛者である。性自認が男性で男性に恋をするからだ。同性愛に関してはこんなふうに一般的には勘違いすることが多い。

・FtXとMtX
これも性同一性障害に入るらしい。FtMやMtFのように、自分の性別に対する違和感を感じてはいるが、逆の性別への帰属感が薄い人、あるいは無い人。こういう人は結構普通にいて目立たないかもしれないが、どうなんだろう。


・性分化疾患
半陰陽とも言う。このドラマの主題であるIS(インターセックス)と同義らしいが、ISは「間性」と訳され、生物的に完全な男性と完全な女性の間の性、というニュアンスで第三の性、という感じ。言葉としては新しいらしい。半陰陽はどうも古い言葉らしく、半分男半分女、みたいな意味だから少し差別的要素が残る。性分化疾患は純粋に医学用語で、生物学的に男性あるいは女性になりきれていない、という意味だろうか。だから「性分化疾患」≧「IS」という集合関係のような気がしているのだが。ちなみに「両性具有」も性分化疾患の一つだが、かなり差別的な言い方なので今は使われていない。

性同一性障害が心の性の問題なら、性分化疾患とは体の性の問題。遺伝子、染色体、性腺、内性器、外性器などの一部または全てが非典型的であり、身体的な性別を男性や女性として単純には分類できない状態である。こういう人は意外に多くてこのドラマのように出生時に特徴が出る場合と、第二次性徴の異常や不妊症などで医者にかかって初めて判明する場合もある。「性分化疾患」という単一の疾患があるわけではなく、身体的性別に関する様々なレベルでの、約60種類以上の症候群・疾患群を包括する用語。

以下のような原因がある。
・クラインフェルター症候群
性染色体がXXY。すべて男児として育つ。精巣が小さい、不妊症、男性ホルモン不足による不完全な第二次性徴、骨粗鬆症、成人しても少年や児童的、華奢な体格・声変わりしない・筋肉が付きにくく運動能力が低い・体毛が薄い、陰毛腋毛が発生しない、もしくは極端に薄い等がある。乳房が膨らむこともある。外性器・内性器は通常の男性形である。性欲は一般的に低いが、射精や通常の性行為は可能。精液はほぼ透明であり、無臭に近く量も少ない。精子の数が極端に少ないため不妊となりやすい。頻度は大体1000~2000人(男児500~1000人)に1人とされている。これはかなり多い。この頻度だと周りに普通にいるような気がする。

・ターナー症候群
性染色体がX一本しかない。すべて女性。性自認も女性。状況としては、新生児期の四肢の浮腫、先天性心疾患、低身長(日本人の場合平均138cm)、不妊。思春期の無月経で判明することが多い。成長ホルモン、女性ホルモン投与による治療が有効。頻度は大体女児1000〜1500人に1人とされている。生まれつきの染色体異常という病気ではあるものの、ターナー症候群の女性は、知能は正常で、学歴は一般女性より高いという報告もある。性格的には優しいという一面も。この症候群の現れ方は多様であり、染色体の異常だけで外見的には全く普通の女性と変化が無い場合もある。

・ロキタンスキー症候群
女性の膣の一部や全部が欠損している状態、あるいは子宮も欠損している状態。月経が起こることがなかったり、妊娠の可能性がなかったりする状態にあることがほとんど。4000人から5000人に一人の確率で起こる。

・アンドロゲン不応症
通常、性染色体としてXY型(男性型)を持っている。男性ホルモン(アンドロゲン)を分泌できるものの、アンドロゲン受容体が働いていないためアンドロゲンの全部または一部を感知できず、男性への性分化に障害が生じる。様々なタイプがあるが、完全型では外性器はアンドロゲンに反応しないため女性型へと性分化し、出生時に発覚することはほとんどなく、通常の女児として養育される。性自認も女性である。思春期になって第二次性徴が起きても初潮が来ない(原発性無月経)ことから、産婦人科などを受診してこの疾患が発見されるケースがほとんどである。外見上は正常な女性で膣も持つが盲端(端がふさがっている)に終わり、性交に必要な長さを持たないこともある。子宮を持たないため妊娠・出産は不可能である。女性として育てられるので、性染色体がXY型(男性型)だとわかることで、多感な思春期の女性に対して大きな精神的打撃を与える恐れが大きい疾患である。そのため、精神的なケアが最も重要となる。アンドロゲン不応症と診断されても、特に完全型では、そのまま女性として生きていく人がほとんどである。

あとまだいろいろあるらしい。深刻な場合と、さほど深刻ではなく軽症の場合、あるいは死ぬまでわからずにいることも多いらしい。

あと性分化疾患の状況としては、
・マイクロペニス(小陰茎)
・陰茎無形成
・尿道下裂(男児で尿道口が亀頭の先端ではなく亀頭又は陰茎の下側に開いている状態、つまり陰茎の女性化)
・陰核肥大(女児で、陰核が『正常域』よりも大きい状態、つまり陰核の男性化)
等など、いろいろとあり、衆目の下卑た興味の対象となることも昔からあって、今でもあり得るだろう。



以上、事務的に書いたが、実際のところ、性に関することは極めてデリケートなことで、こういったことが原因で本人はもちろん悩むことが多い。特に思春期や青年期に。またこのドラマの第7話でもあるように、社会から異様なほどの偏見のまなざしを受けることもある。親の理解もない場合は本当にかわいそうだ。

要は人には男女以外にも様々な性(心の性・体の性)が存在するということ、これをしっかりと認識し、決して男とか女とかの従来の固定観念でその人の性や生活などを見ないこと。人には様々な人生がある。そして様々な幸福がある。当たり前のことなのだから。
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