右翼のゴロツキ
フランスの極右政治家として世界的に名高いジャン=マリー・ル・ペンは、ナチスのユダヤ人虐殺を「第2次大戦史の末梢事」だと述べた。

かたや日本の極右政治家として世界的に名高い石原慎太郎は、エー、いろんなことを述べてまして、ちょっと整理します。

「男は80、90歳でも生殖能力があるけれど、女は閉経してしまったら子供を生む能力はない。そんな人間が、きんさん・ぎんさんの年まで生きてるってのは、地球にとって非常に悪しき弊害。」

「ああいう人ってのは人格あるのかね。」
(重い障害のある人たちの治療にあたる病院を視察した際の記者会見で発言)

「強制したことはない。ああいう貧しい時代には日本人だろうと韓国人だろうと売春は非常に利益のある商売で、貧しい人は決して嫌々でなしに、あの商売を選んだ。」
(旧日本軍の従軍慰安婦問題について)

「予告して自殺するバカはいない。やるならさっさとやれっていうの。大体甘ったれというか。こらえ性がないだけでなく、ファイティングスピリットがないと、一生どこへ行ってもいじめられるんじゃないの。」
(いじめが原因で「自殺する」との手紙が文部科学省に届いた問題についての失言)

「日本は核を持たなきゃだめですよ。持たない限り一人前には絶対扱われない。世界の国際政治を見てご覧なさい。なんだかんだ言いながら、核を持ってる人間は、マージャンでいえば一翻(イーファン)ついてて上がれるけど、マージャンやっている人は分かっている、一翻がついていない人間は絶対に上がれない。日本が生きていく道は軍事政権をつくること。そうでなければ、日本はどこかの属国になる。徴兵制もやったら良い。」

「人間は自分の手で技術を開発し、挫折や失敗があっても、克服することで文明が進化してきた。代案も出さずに原発に反対しているかぎり、センチメントの域を出ない。原発に反対するのはサルと同じだ。」
(反原発の住民投票が集まったことについて聞かれた際の発言)


まだまだまだまだあるんだけど、疲れた。

で、この石原を名指しで英エコノミスト誌は「右翼のゴロツキ」(rogue of the right)と評したそうだが、海外の論評というのは、時に極めて客観的な時がある。
ブログ「世に倦む日日」英エコノミスト誌の石原慎太郎批判 - 「右翼のゴロツキ」

それでこの「右翼のゴロツキ」が都知事を辞めて国政に進出すると今日明言した。辞めるんなら最初から立候補するなよ、なんて「末梢事」は言うまい。東京都の人には悪いが。
日本が今どんな状況に置かれているのかを全く認識していないこの「右翼のゴロツキ」がまさかとは思うが国政を担当するようになったら、間違いなく日本は破滅するのだから。

石原を見ていると、真の愛国者とはどういうものかが自ずと見えてくる。つまり自分の方がよっぽど日本を憂えている愛国者に思えてしまうのだ。決して本意ではないのだが。
このグローバル化した世界において、自分の国だけが強くなっても、あっという間に均されてしまう。そのことにあの中国ですら気付き始めているというのに。
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