偏ったナショナリズムにはきちんとしたナショナリズムで
哲学者・萱野稔人の言うように、今の偏ったナショナリズムはもうすでにナショナリズムではない。なぜならナショナリズムとは自国の尊厳と国益を優先させる思想だからだ。今のネトウヨや保守的政治家たちはその歴史修正主義で、あるいは中韓に対する単純な脊髄反射的な反応で、言えば言うほど日本の尊厳を傷つけ日本の国益を損ねる。

こういった人たちに対抗するためには反ナショナリズムで抑えるのではなく、新たなナショナリズムを創造して対抗していくしかない、と萱野は言う。

ネトウヨ達を単にバカ扱いするのではなく、もっと寄り添えとか言うんだけど。つまり彼らに対抗できるしっかりとした言説、物語を我々リベラルの側が用意できないとだめだ、と言うのだ。

そうしないと中立的なサイレント・マジョリティが今度の選挙でも安倍政権側に靡いてしまっているわけで、きちんとしたナショナリズムが用意できれば彼らマジョリティをリベラルな側に引き寄せられるのではないかと。

その肝心の新たなナショナリズムというのが見えてこないのだけど、ぼくが思うにやはり歴史修正主義をきっちりと正す方向で東アジアの近現代史を客観的に徹底的に検証するということを単に専門家がやるのではなく、もっと一般レベルでたとえばNHKスペシャルとかでやるとか、していけば中立的な人もわかってくれると思うのだけど、だめかな。歴史をきちんと正すことはこれはもう立派にいい意味でのナショナリズムなんだし。

とにかく萱野や宇野常寛の言うように、ネトウヨなんかはもう無視して相手にしない、というか、どうせなくならないんだから。それよりも中立サイドをいかに導くか、ということを考えた方が得策だと言うことにぼくも賛成です。偏ったナショナリズムにはきちんとしたナショナリズムで対抗しましょう、ということですね。
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