新たな安全保障の枠組みに向けて
安保法案反対に日本全体が一斉に靡いてるのにはどうも違和感がある。それを押し切って強行採決しようとする与党側にはもっと違和感があるが。

反対している人は日本さえ平和なら後はどうでもいいと言ってるみたいだし。巻き込まれるのは嫌だ、という子供じみた感情が優先しているように思える。日本は日本でもっと責任感のある国家に脱皮してほしいものなのだが。

改憲や集団的自衛権以外に世界全体の安全保障を考え直すという発想はないのだろうか。

日本は世界第三位の経済大国である。ということは世界中にお世話になっているということだ。失礼を承知で言えば世界中から搾取しているのである。搾取しているからこそ今の豊かな生活が成り立っている。言いかえれば日本のような経済大国が搾取しているから搾取される側があり、その搾取される側が搾取されているからこそ平和ではいられない、ということだろう。世界中で起こっている紛争と無縁でいられるはずがない。同じ地球上で起こっていることなのだし。因果関係は十分にあるはずだ。

なぜ英米仏などは巻き込まれても仕方なくて、日本は巻き込まれたらダメなのか。同じ人間だろう。同じ人間がやっているのである。要するに引きこもっているのだ。個人が引きこもるのは自由だが、国家が引きこもっていいものだろうか。

僕は改憲にも集団的自衛権にも反対だ。
なぜかと言うと、改憲は時代に逆行することだし、平和憲法は日本の大切な財産だと思う。日本の一等光るブランドなのだ。
戦争には多大な経費がかかる。いわば戦争はハイリスク・ハイリターンのビジネスなのだ。帝国主義時代なら賠償金と領土というハイリターンが見込めたけど、時代が変わって今は全く見込めない。だからそんなことに大国はお金をつぎ込もうとはしない、よほどのことがない限り。そのほとんど起こりもしない戦争に備えて今から軍拡をするということは明らかに時代に逆行するし、周囲を不穏にするだけだ。

集団的自衛権はアメリカ一国にのみ追随するという、ほとんど意味の無いことを今の政府は一生懸命なのだが。これからは世界全体の安全保障を考えないといけないだろう。それはアメリカも含めてである。だからこれも時代に逆行している。

世界全体の安全保障、それは欧米に加えてロシア、中国も巻き込んでである。それでイスラム過激派などを取り囲むという。そうすれば彼らも動きにくくなるだろう。これが抑止力として働くと思う。日本にはそのための重要な役割があると思う。中国を引きずり込むという。

政府は中国が戦争に動いたら、どうたらとか言うんだけど、その前に中国と和解する方向は模索しないのか。順番としては和解が先でしょう。

そして和解するためには歴史認識を糺すことが重要で。それは安倍自民党に限らず日本国民全体が糺さないとだめだ。
日本はアメリカと戦争したのではなくて中国に侵略したのである。この中国侵略がすべてだ。中国侵略をアメリカに邪魔されたからアメリカに突っかかっていっただけだ。なのに日本国民はいまだにアメリカとの戦争に負けた被害者だと思い込んでる。とんでもない話で中国や東南アジア侵略の加害者でしかない。このことを国民全体が認識すれば、政府も認識するし、そうなれば中国との和解もすんなり行くことだろう。

安保法案改正の前にやることはいくらでもあるはずだ。それでも中国と和解できないのなら、そこで初めて安保法案改正、という案件が浮上してくるわけで。それまでに政治家はやるべきことをきちんとやってほしい。
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