三角関数は役に立たないか
「サイン、コサインを女の子に教えて何になる?」鹿児島県知事の発言を乙武洋匡氏が批判「時代錯誤」

こういうのいつも思うんだけど、社会に直接役に立つ学問にしか価値がない、というこれこそ反知性主義なんだけど、それを学ぶことによって直接役に立たなくてもその人の血となり肉になることはいくらでもあるし、そういうことの起こりえる人の方がずっと奥が深く巾の広い人間になるはずだと思うんだが。文学や数学が典型的にその類いだろうか。

三角関数に関しては、これを知ってるといろいろと面白い発見がある。
以前俳句をやってたときに気がついたのだけど、「秋の日は釣瓶落とし」というのは実際はいつ頃なのか、この命題が三角関数と微分から解けるのだ。
「秋の日は釣瓶落とし」の日時は正確には、日の出から日没までの時間が最も大きく減るときのことを言うはずだ。これは三角関数の微分係数が「-1」になる時である。sinでもcosでもどっちでもかまわない。どこを起点にとるかというだけのことなので。地球の公転の1年分を360°として、春分の日を起点にとればsin(180°)、夏至を起点にとればcos(90°)、この時の微分値が「-1」になる。つまり秋分の日だ。しかし実感としては「秋の日は釣瓶落とし」は10月から11月だろうけど。それは陽がもっと短くならないと実感として思わないからだろうと思う。夕方の5時ぐらいには暮れないとね。

確かにこんなことわかっても何の役にも立たんよ。でも僕はこういうの考えるの好きなの。
スポンサーサイト
コメント
この記事へのコメント
コメントを投稿する
URL:
Comment:
Pass:
秘密: 管理者にだけ表示を許可する
 
トラックバック
この記事のトラックバックURL
この記事へのトラックバック