日本の近代の本質をなす愚劣さ

「日本の近代の本質をなす愚劣さは、我々がアジア他民族との交流から何ひとつ学ばなかったことだ。」
村上春樹『羊をめぐる冒険』より


この観点は僕には無かったし、誰も言ってこなかったような。

確かに朝鮮民族は労働力としてしか見てこなかったし、中国人は全員殺すはずだったし、そのほかの東南アジアはそれ以下の「土人」でしかなかった。そしてその女性達はレイプか性奴隷の対象でしかなかった。なんという愚劣さだろう。これほどの愚劣さが他にあるだろうか。

日本人は日本人以外のアジア諸民族を完全に人間以下の動物レベルでしか見てこなかったようだ。日本人の利点といえば近代化がほんの少し多民族より早かっただけにすぎないというのに。
そして結果、戦時中は彼らから何も学ばなかったのだ。そう言われれば聞いたことがない。あったら教えてほしい。魯迅等は戦後の教育だし。戦後教育には少ないながらもいろいろとあるとは思うけど、でも少ないな。

そしてこのいわゆるレイシズムは今もゆるくではあるがずっと続いている。日本人がこのアジアで最も優秀で文化的素養も教養もハイレベルだと。
自分が一番優秀だと思うことの、他者から見てなんと恥ずかしいことか。あらゆる差別はこの恥ずかしい心根から始まるのだから。
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