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新元号「令和」の意味や背景を探ってみた
「令和」
冷たい印象を持つが清らかな感じでいい命名だと思った。だがどうも気に入らない。
「令」はやはり本来、言いつけ、とか、上から下へのお達しの意味合いだ。
よい、とか、美しい、という意味があるらしいが、それはおそらく後付けで文字本来の意味ではなさそうだ。
例えば「令嬢」は本来、他人のお嬢さん、という意味で、それが高じて、良家のお嬢さん、という意味に派生しただけで、よいお嬢さんでも美しいお嬢さんでもない。社会的に良い、立派なというニュアンスだろう。
「令名」はよい評判、名声という意味で、「令名が高い」と使う。つまり社会的に名前がよいということだ。よいかどうかは社会が決めるというニュアンスがこの場合でもはっきりとある。
「令月」はよい月、というより、何事をするにもよい月、めでたい月、というこれも社会的によい月という意味だろう。というか、この万葉集では単に陰暦2月の異称でしかないが。
つまり、上がよいと決めたことは誰が何と言おうがよいのである。美しいのである。それが本来の「令」の持つニュアンスだろうと思う。昔は全部上が決めてそれに従ったわけで、そのことがよいこととされていたから、「令」に「よい」というニュアンスができたのだろうと思う。
だから「令和」は上からのお達しで国民みんな和を持って貴しとなります、だからお上の言うことには従いましょう、という意味にどうしてもなってきてしまう。

たとえこの解釈が強引だとしても、今日の元号発表の場は少し驚いた、というか当然というべきか。菅官房長官の時も安倍首相の時も、最初の質問者は産経新聞だった。官邸ご用達のメディアだということがこれでよくわかった。

それと事前の有識者懇談会のメンバーに作家の林真理子がいる。有名な安倍応援団である。女性の文学関係者ならほかにいくらでもいるだろうに、ちょっと思いつくだけで、芥川賞作家の小川洋子、川上弘美、歌人の小島ゆかり、と他に十数人はふさわしい人がいるはずだ。博識で感受性の素晴らしい人が。それがよりにもよってなぜゲスな不倫小説を書くような作家なのか。

以上のことを統合すれば、今回の元号決定において、安倍首相が根回しをして、自分が気にいった元号にしたのではないか、とどうしても思えてくる。

まだまだ安倍の時代は続いてゆくらしい。
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